タイに移住するにあたり、国際免許を取得しようと考えました。
手続きは面倒?取得するのに試験は受ける?
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
筆者も色々と面倒な手続きや試験があると思っていたのですが、意外と簡単に取得することができました。
この記事では、国際免許の概要や申請書類、実際に筆者が取得した際の体験談を紹介します。
国際免許を取得しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、筆者は「札幌運転免許試験場」で取得しました。
1.結論
結論としては、筆者は運転免許試験場で申請しましたが、試験もなく申請書類を提出するだけで簡単に即日発行してもらえました!
申請から受領までの所要時間は、試験場での写真撮影も含めて約1時間半でした。
写真を持参すればもう少し早く終わると思います。
2.国際免許の概要
国際免許(国際運転免許証)は、その名の通り海外で運転をする場合に必要な免許証のこと。
有効な日本の運転免許証を持っていれば、誰でも取得することができます。
国際免許が有効な国
国際免許は、1949年のジュネーブ条約締約国間で有効です。
ジュネーブ条約締結国等の一覧は、警視庁のホームページで確認することができます。
○ 警視庁-ジュネーブ条約締約国等一覧
申請場所と交付日数
国際免許の申請は、「運転免許試験場(運転免許更新センター)」と「警察署」のどちらかで行います。
運転免許試験場であれば即日交付してもらえるので、急ぐ方は運転免許試験場で申請しましょう。
ただ、調べてみると即日交付の警察署もあるようです。
近くの警察署で申請したいという方は、ホームページを調べてみてください。
交付手数料
2,350円分の収入証紙
収入証紙は申請場所で購入できます。
有効期間
有効期間は、発給日から1年間です。
ただし、有効期間内であっても、国内運転免許証が失効すると国際免許証も失効します。
国内免許証の有効期限が切れそうな場合は、「期間前更新」をすることも可能です。
返納
警視庁のホームページに以下の記載がありますので、有効期限が切れた国際免許証は返納しましょう。
期限が切れたからといって処分しないよう注意してください。
申請時に何も言われなかったので、この記事を書くのに調べなかったら知らなかったかも。
国外運転免許証の有効期間が満了したときは、お近くの運転免許試験場又は警察署にお返しください。なお、運転免許試験場への郵送も可能です。
警視庁-国外運転免許証取得手続(本人による申請)より引用
国際免許を取得すると、国内免許証の裏面に交付したことが記載されるため、返納したかどうかもわかるようになっています。
3.国際免許の申請書類
筆者は「札幌運転免許試験場」で申請しましたので、札幌運転免許試験場の資料で解説します。
4.国際免許申請の流れ
筆者が札幌運転免許試験場で国際免許を取得した流れを紹介します。
- STEP113時頃、札幌運転免許試験場到着
札幌運転免許試験場の受付時間
○即日交付
8:45~12:00、13:00~15:00○後日交付
17:00まで受付 - STEP2国外免許申請窓口(⑩番窓口)に並ぶ
平日だったので誰も並んでいませんでした。
- STEP3係員に『国際免許を取得したい』と伝えるよっちゃん
国際免許を取得したいです!
- STEP4係員に免許証とパスポートを渡す
- STEP5係員から国外運転免許証交付申請書を渡される受付係員
写真はありますか?
よっちゃん無いです・・・。
受付係員それでは、あちらで写真を撮ってください。
あと、この申請書に必要事項を記入して、②番窓口で収入証紙を購入してください。
よっちゃんはい。
- STEP6試験場の中で写真撮影し、写真を受け取る(有料)
- STEP7証紙窓口(②番窓口)で2,350円分の収入証紙を購入
- STEP8近くの記入台で、申請書に必要事項記入と収入証紙貼り付け
- STEP913時半頃、再度国外免許申請窓口(⑩番窓口)に並び、記入した申請書と写真を提出
- STEP10係員から発行まで約1時間かかると言われる受付係員
発行まで約1時間かかります。
よっちゃんわかりました。
発行出来たら名前を呼ばれるわけではないので、試験場で待機する必要はありません。
筆者は発行されるまで家族と食事に行っていました。
- STEP1115時頃、再度札幌運転免許試験場に到着し窓口へ受付係員
記載内容に間違いが無いか確認してください。
- STEP12記載内容に間違いが無いか確認よっちゃん
大丈夫です。
- STEP13国際免許証に署名受付係員
ここに『筆記体』で署名してください。
よっちゃんえっ!?はい・・・。
署名はなぜか筆記体で求められました。
書き慣れていない方は、見本を用意しておくと良いと思います。
- STEP14国際免許証を受け取り、取得完了!
5.『VPN』を利用して海外生活の楽しみを増やそう!
国際免許取得のこの記事を訪れた方は、近々海外に渡航する予定の方だと思いますが、海外では日本で利用していたVOD(動画配信サービス)などが利用できない場合があります。
【Amazonプライムビデオの場合】
【Netflixの場合】
筆者は今タイ在住ですが、Amazonプライムビデオを日本にいたときと同じように見ることができています。
それは『VPN』というサービスを使っているから!
VPNで日本のサーバーを設定すれば、見かけ上日本からアクセスしているのと同じ状態になります。
詳しくは以下の記事で紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください!
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6.まとめ
国際免許の概要や申請書類、実際に筆者が取得した際の体験談を紹介しました。
試験もなく申請書類を提出するだけで簡単に即日発行してもらえました!
一番の難関は最後の筆記体の署名かもしれませんね。
試験はありませんが、渡航国独自の交通ルールがあると思いますので、その国の交通事情を事前に調べておきましょう。
例えば、タイでは赤信号でも左折はOKというルールがあります。
入会金・年会費とも無料なので、手に入れておいて損はありません♪
詳細はこちらの記事で解説しています。