東南アジア周遊旅行におすすめのeSIM6選！安くて使いやすいのは？

海外旅行では空港でWiFiをレンタルするのが定番でしたが、最近は「eSIM」という新しい通信方法が登場しています。

eSIMは、従来のWiFiレンタルや国際ローミングなどに比べて簡単・便利で料金も格安！

近年、通信事業を行う企業が続々とeSIMサービスをリリースしており、どれを利用しようか悩む方も多いのではないでしょうか？

この記事では、海外在住経験のある筆者が、東南アジア周遊旅行におすすめのeSIMサービス6社を比較して紹介します。

「eSIM選びに悩んでいる」「それぞれのメリット・デメリットを知りたい」という方は、参考にしてみてください。

入会金・年会費とも無料なので、手に入れておいて損はありません♪
詳細はこちらの記事で解説しています。

１．東南アジア周遊旅行におすすめのeSIMまとめ

結論として、東南アジア周遊旅行におすすめのeSIM6選はこちら！

以下で解説していきます。

２．eSIMの基本情報

eSIM（イーシム）は「Embedded（組み込み型） SIM」 の略語。

スマホに内蔵された一体型のSIMで、スマホに情報をインストールすることで、海外でもインターネットが使えるようになります。

現地プリペイドSIMより設定が簡単で、レンタルWiFiや国際ローミングより安く手間もかからないため、近年注目を浴びている通信方法です。

ただ、eSIMは「SIMフリー」かつ「eSIM対応機種」のスマホでしか使えません！

全てのスマホに対応しているわけではないので、まずは持っているスマホでeSIMが使えるか確認してみてください。

「SIMフリースマホか確認する方法」と「eSIM対応機種か確認する方法」は、こちらの記事で詳しく解説しています。

eSIMのメリット

eSIMは、従来の通信方法に比べて多くのメリットがあります。

eSIMはスマホ本体にインストールできるので、現地プリペイドSIMのようにSIMカードを入れ替える必要がありません。

また、海外旅行の定番「レンタルWiFi（ポケットWiFi）」より料金が安いので、旅行の費用を抑えたい方にもおすすめ！

他にも、Web上で全てが完結し、物理的な機器・部品の管理が不要なので、余計な手間がかからないのも魅力です。

eSIMのデメリット

メリットが多いeSIMですが、以下のようなデメリットもあります。

eSIMは、「SIMフリー」かつ「eSIM対応」のスマホでないと利用することができません。

また、QRコードで設定する場合は、QRコードを表示させる別のスマホやPCなどが必要です。

購入後すぐにQRコードが発行されるので、基本的に受け取った後の変更・キャンセルはできません。

eSIMを選ぶポイント

料金の安さは当然ながら、eSIMにはそれ以外にも選ぶポイントがあります。

① 日本企業か海外企業か？

eSIMは、日本企業と海外企業の両方で販売されています。

海外企業のeSIMも問題なく利用できますが、トラブルで問い合わせた際に日本語が通じにくいというデメリットもあります。

② 欲しいデータプランがあるか？

eSIMには、次の３つのプランがあります。

eSIMサービスによって販売されているプランが違うので、自分に合ったプランを選びましょう。

③ 設定方法はどうか？

eSIMには、次の３つの設定方法があります。

④ データ利用量が確認できるか？

1GBや2GBなどの小容量で購入した場合、現在までのデータ利用量を確認できないと、突然使えなくなってしまうリスクがあります。

小容量で購入する場合は、アプリなどでデータ利用量を確認できるeSIMサービスがおすすめです。

⑤ サポート体制はどうか？

eSIMを購入する際は、カスタマーサポートの営業時間も確認しておきましょう。

海外企業であれば、24時間年中無休で対応しているところがほとんどです。

日本企業は24時間対応のところは少ないですが、trifa（トリファ）は24時間日本語対応のチャットサポートがあります。

⑥ キャンセルできるか？

eSIMは即時発行されるため、基本的に購入後のお客様都合によるキャンセルはできません。

ただし、Holafly（オラフライ）は、購入後のキャンセルができる珍しいeSIMサービスです。

他にも、trifa（トリファ）は有料のオプションを購入するとキャンセルすることができます。

３．「国別プラン」と「周遊プラン」

eSIMには、一つの国で使用できる「国別プラン」と、対象国であれば国を跨いで使用できる「周遊プラン」があります。

東南アジア旅行では複数国を渡り歩く方も多いと思いますので、この記事では東南アジア旅行におすすめの「周遊プラン」を紹介します。

対象国・地域はプラン毎に違うので注意してください。

４．東南アジア周遊旅行におすすめのeSIM6選

１位 Holafly（オラフライ）

基本情報

Holafly（オラフライ）は、2018年にスペインで開始されたeSIMサービス。

200以上の国や地域に対応しており、「データ無制限」プランをメインで販売しているところが特徴。

料金プラン

Holaflyのアジア周遊プランは、利用日数を1～90日間で選ぶことができるので、ここでは一部のみ紹介します。

【アジア周遊　16ヶ国】

※2025年2月13日時点

その他のプランは、Holafly公式サイトをチェックしてみてください。

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おすすめポイント！

Holaflyは累計利用者数100万人以上の人気のeSIMサービスで、世界中の旅行者に愛用されています。

より安心してeSIMを購入できるように、eSIM購入後のキャンセルや返金にも対応！

また、当ブログのクーポンコード入力で購入代金が5%OFFになります。

ここが残念

現地でフリーWiFiも使えるから、必要最低限のデータ容量のeSIMで構わないという方もいると思います。

容量が少ない方が当然料金も安くなりますが、Holaflyにはデータ無制限プランしかありません。

また、テザリング（インターネット共有）もアジア周遊のeSIMは最大500MB/日と制限されています。

設定方法・評判

Holaflyの設定方法や実際の使用感、口コミ・評判などはこちらの記事で紹介しています。

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２位 trifa（トリファ）

基本情報

trifa（トリファ）は、「アプリひとつで海外でもつながる」をコンセプトに開発されたeSIMサービス。

アプリでの利用に特化しており、アプリからeSIMの購入・設定を簡単に行うことができます。

年中無休の日本語チャットサポートもあり、初心者も安心して利用することができます。

料金プラン

【東南アジア周遊プラン　7ヶ国】

【アジア周遊プラン　12ヶ国】

※2025年2月13日時点

60日プランは省略しています。

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おすすめポイント！

短期（7日間）～長期（60日間）のプランがあり、旅行の日数に合わせてプランを選べます。

また、スマホアプリからデータ残量・有効期限を確認できるので、突然使えなくなる心配もありません。

サポート体制も24時間有人チャットサポートがあるので、初心者でも安心して利用することができます。

ここが残念

他のeSIMに比べると価格が少し高くなっています。

ただ、その分機能面が優れているので、機能面を重視する方にはおすすめできます。

また、データ容量超過後はまだ日数が残っていても回線が停止してしまうので注意しましょう。

trifaでは有効期限が残っていればチャージすることもできるので、少ない容量で購入して、足りなくなりそうならチャージするという使い方もできます。

設定方法・評判

trifaの設定方法や実際の使用感、口コミ・評判などはこちらの記事で紹介しています。

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３位 JAPAN&GLOBAL eSIM

基本情報

JAPAN&GLOBAL eSIMは、2023年1月に日本企業のイン・プラス株式会社からリリースされたeSIMサービス。

126ヵ国以上の国や地域に対応しており、3GB/7日などの「トータルデータプラン」をメインで販売しているのが特徴。

料金プラン

【アジア周遊プラン　10ヶ国】

※2025年2月22日時点

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おすすめポイント！

海外企業だと日本語対応が怪しいところもありますが、JAPAN&GLOBAL eSIMは日本企業なので初心者でも安心できますね。

また、5GB/15日間などのトータルデータプランが格安！

実際に利用してみましたが、公式サイトの「データ使用量確認」で現在までの使用量と有効期限を確認することができるので、使いやすいeSIMです。

ここが残念

JAPAN&GLOBAL eSIMはトータルデータプランが中心で、無制限プランは扱っていません。

せっかくなら無制限で気にせずインターネットを利用したいというという方には向きませんね。

また、カスタマーサポートの営業時間は平日のみ10:00～19:00で、24時間365日対応ではありません。

設定方法・評判

JAPAN&GLOBAL eSIMの設定方法や実際の使用感、口コミ・評判などはこちらの記事で紹介しています。

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４位 TRAVeSIM（トラベシム）

基本情報

TRAVeSIMは、タイ在住日本人向け携帯電話サービス「ベルーモバイル」を提供しているa2network（Thailand）社が運営するeSIMサービス。

「ベリーモバイル」の運用で得たシステムとノウハウがあり、通信の信頼性は抜群！

また、「24時間日本語対応の電話サポート」などサポート面も充実しており、初心者でも安心して利用することができます。

料金プラン

前は２つの周遊プランのみでしたが、リニューアルして単国プランが登場！

周遊プランも種類が豊富になりました。

【アジア周遊プラン　18ヶ国】

※2025年3月22日時点

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おすすめポイント！

大幅リニューアルされ、WEBからデータ残量・有効期限を確認したり、データ容量をチャージしたりできるようになりました。

24時間365日日本語サポートにも対応しており、現地で何かトラブルが起こったときも安心ですね。

ここが残念

購入したデータ容量を超過すると回線が停止します。

WEBからデータ残量を確認できるので、心配な方はこまめに残量を確認することをおすすめします。

また、購入後のお客様都合によるキャンセルはできないので、渡航が確定してから購入するようにしましょう。

設定方法・評判

TRAVeSIMの設定方法や実際の使用感、口コミ・評判などはこちらの記事で紹介しています。

＼ 24時間日本語サポート対応！／

５位 airalo（エラロ）

基本情報

airalo（エラロ）は、シンガポールのAIRGSM社が運営しているeSIMサービス。

海外での高額なローミング料金の問題や、空港でSIM販売店を探して時間を浪費する苦労を解消するため設立されました。

「世界初のeSIMストア」で、対象国・地域数も200と多く、世界中どこでも利用できるところが魅力。

料金プラン

【アジア周遊プラン　18ヶ国】

※2025年2月13日時点（1ドル＝153.86円）

＼ 最新プランを今すぐチェック！ ／

おすすめポイント！

「世界初のeSIMストア」で、累計利用者数は1,000万人越え！

アプリから「ダイレクトインストール」が可能で、QRコードを読み込まずに設定を開始することができます。

また、アプリでデータ残量の確認やチャージができ、使い勝手抜群のeSIMサービスです。

当ブログのクーポンコードを入力すると購入代金が「10%OFF」になるので、ぜひ利用してみてください！

ここが残念

海外の企業なので仕方ありませんが、問い合わせが日本語だと上手く通じないことがあるので、トラブルが起こった際は困ることがあるかもしれません。

一応、日本語を話せるエージェントもいるようなので、必要な場合はお願いしてみると良いかもしれません。

設定方法・評判

airaloの設定方法や実際の使用感、口コミ・評判などはこちらの記事で紹介しています。

＼ 利用者が多く使いやすい！／

６位 eSIM-san（イーシムさん）

基本情報

eSIM-san（イーシムさん）は、2024年3月に株式会社グランシーからリリースされたeSIMサービス。

90ヶ国以上の国や地域に対応しており、500MB/日や1GB/日など「デイリープラン」をメインで販売しているのが特徴。

リリースされたばかりですが、豊富なメディア取り上げ実績もあり、今勢いに乗っているeSIMサービスです。

料金プラン

eSIM-sanのプランの一部を紹介します。

【東南アジア周遊プラン　5ヶ国】

※2025年2月22日時点

＼ 最新プランを今すぐチェック！／

おすすめポイント！

eSIM-sanのデイリープランには、「500MB、1GB、2GB、無制限」の4種類があり、自分の利用量に合わせてプランを選ぶことができます。

運営元の株式会社グランシーは聞きなじみは無いかもしれませんが、雑誌ar（アール）、mina（ミーナ）、Rayなど複数のメディアに取り上げられており、今最も勢いに乗るeSIMサービスの一つです。

ここが残念

eSIM-sanでは、現在までのデータ利用量を確認することはできません。

iPhoneの場合、「設定」⇒「モバイル通信」⇒ 「現在までの合計」でも確認できますが、あくまで目安でしかないので注意が必要です。

設定方法・評判

eSIM-sanの設定方法や実際の使用感、口コミ・評判などはこちらの記事で紹介しています。

＼ デイリープランが格安！ ／

５．eSIMサービス6社比較表

各eSIMを比較した表が以下となります。

６．eSIMに関するよくある質問

① 実店舗で購入できる？

eSIM販売会社に実店舗はないため、WEBまたはスマホアプリから購入する必要があります。

② 空港のフリーWiFiでも設定できる？

空港のフリーWiFiは、電波が弱かったり不安定な場合があるので、出来る限り止めた方が良いです。

自宅WiFiや日本のキャリアなど、安定した通信環境でインストールしましょう。

③ QRコードの読み取りに失敗したら？

QRコードの読み取りに失敗する理由は、以下の2つが考えられます。

④ eSIMで電話はかけられる？

基本的にeSIMは「データ通信専用」で電話番号は付かないため、電話はかけられません。

ただし、LINEの音声通話・ビデオ通話は、データ通信で通話する仕組みのため利用可能です。

⑤ eSIM購入から利用開始までの有効期限は？

購入から利用開始までの期限は、eSIM販売会社によって異なります。

購入時に期間を入力するところもあれば、有効期限が無くいつでもインストールできるところもあります。

⑥ eSIMの利用開始のタイミングは？

eSIMの利用開始のタイミングは、以下の2パターンがあります。

ほとんどは「渡航先で現地の電波を受信してから利用開始」になりますが、一部例外もあります。

インストールする前にどちらか確認しておきましょう。

⑦ LINEなどのアプリはそのまま使える？

日本で使っていたLINEやYoutubeなどのアプリもそのまま使うことができます。

ただし、AmazonプライムビデオやNetflixなどの動画配信サービスは、海外で利用制限がかかります。

【Amazonプライムビデオの場合】

【Netflixの場合】

それを解決できるのが「VPN」と呼ばれるサービス！

海外でも見たいという方は、こちらの記事で紹介していますので、合わせてチェックしてみてください。

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⑧ データ利用量の目安は？

「1GB」のデータ利用量の目安は以下となります。

ただ、筆者のところもそうですが、子供がいる方は待ち時間や車の中などで「Youtubeを見たい！」と言われることもあると思います。

1GBでは1～2時間で使い切ってしまうので、子供連れの方は大容量・無制限プランを選んだ方が安心できますね。

ホテルなどの「フリーWiFi」を利用する方にも『VPN』はおすすめで、フリーWiFi利用時のセキュリティを強化することができます。

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７．まとめ

東南アジア周遊旅行におすすめのeSIMサービス6選と、おすすめランキングを紹介しました。

eSIMを使って海外旅行を快適に過ごしましょう♪

旅行におすすめのトラベルグッズも以下の記事で紹介していますので、欲しいと思っているものがあればぜひ読んでみてください。