タイ旅行に行きたい!
でも事前準備は何をしたらいいの?
海外旅行に初めて行く場合、何を準備したらいいかわからない方も多いのではないでしょうか?
忘れると出入国が出来なかったり、滞在中不便な思いをすることもあるので、準備は念入りに行う必要があります。
この記事では、何度もタイに渡航している筆者が、タイ旅行の事前準備と便利グッズについて紹介します。
「何をしたらいいかわからない」、「抜けているものがないか心配」という方は参考にしてみてください。
1.結論
結論として、タイ旅行の事前準備として必要なことは以下の6点!
また、タイ旅行に持っていくと便利なグッズ5選は以下となります。
以下で解説していきます。
2.タイ旅行の事前準備
① パスポート(ビザ)申請
海外旅行に行く際はパスポートが必要になるので、持っていない方は必ず事前に申請して入手しましょう。
パスポートは、住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で申請します。
令和5年3月27日からオンライン申請も可能になりました!
パスポート申請書類と手数料は以下の通り!
10年用と5年用があり、18歳未満は5年用のみになります。
有効期間 | 都道府県 収入証紙 |
国 収入印紙 |
手数料合計 |
10年間有効 | 2,000円 | 14,000円 | 16,000円 |
5年間有効 (12歳以上) |
2,000円 | 9,000円 | 11,000円 |
5年間有効 (12歳未満) |
2,000円 | 4,000円 | 6,000円 |
受け取りまで2週間程度かかることもあるので、余裕を持って申請しましょう。
パスポートは、海外においては命の次に大切なもの。
万が一パスポートを無くすと、悪用されないように失効処理をした後に「再発行」または「帰国のための渡航書」を日本大使館で発行してもらう必要があるため、かなり面倒なことになります。
無くさないように、旅行中は常にセキュリティポーチなどに入れて持ち歩くようにしましょう。
また、海外に滞在するためには「査証(ビザ)」が必要な場合もあります。
タイについては、「観光目的」で30日以内であれば、ビザ無しでも滞在することができます。
それ以上滞在する場合は観光目的でもビザが必要なので、事前に取得するようにしましょう。
② 航空券予約
往復分の航空券を予約していないと、出入国の審査で別室行きとなる可能性もあるので、トラブルを避けたい方は必ず往復分予約しましょう。
予約後にメールでeチケット(QRコード)が送られてくることがほとんどだと思いますので、メールまたはPDFファイルは大切に保管しておいてください。
タイ行き航空機(直行便)は、主に以下の7社があります。
- JAL(日本航空)
- ANA(全日本空輸)
- タイ国際航空
- ZIPAIR(ジップエア)
- タイ・エアアジアX
- Peach
- Air Japan(2024年2月就航開始)
JALやANA、タイ国際航空は一般航空会社、その他はLCCと呼ばれる格安航空会社になります。
※ LCC=Low Cost Carrier(ローコストキャリア)
費用を安く抑えたければ、LCCを利用するのがおすすめ!
ZIPAIR、タイ・エアアジアX、Air Japanの比較記事がありますので、選ぶ際の参考にしてみてください。
③ 滞在先ホテル予約
帰りの航空券と同じく、滞在先も入国審査などで確認される場合があるので、滞在先ホテルも事前に旅行日数分予約しておきましょう。
タイのホテル予約は、アジア圏に強い「agoda(アゴダ )」がおすすめ!
掲載件数や口コミが豊富で、絞り込み機能も便利!
アゴダの口コミ・評判と注意点については、こちらの記事で紹介しています。
ちなみに、アゴダでは空港送迎の手配を行うこともできます。
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④ 海外旅行保険加入
海外は何があるかわからないので、海外旅行保険は必ず加入しておきましょう。
私も子供がタイでロタウイルスに感染し、入院した経験があります。
その時の入院費は約5万バーツ(約20万円)でしたが、幸い保険に入っていたので大丈夫でした。
航空券と同時に購入できる航空会社もありますが、保険会社で契約した方が価格が安く、保証も手厚い場合が多いです。
保険会社の旅行保険は、エイチ・エス損保の「たびとも」がおすすめ!
P1タイプの金額は以下の通りです。
日程 | たびともP1タイプ | |
個人 | 3人家族 | |
3日間 | 1,090円 | 2,670円 |
4日間 | 1,330円 | 3,370円 |
5日間 | 1,680円 | 4,200円 |
6日間 | 2,070円 | 5,120円 |
7日間 | 2,370円 | 5,940円 |
※ 2023年12月21日時点
※ 3人家族の構成は、18~64歳の契約者と10~64歳2人
旅費全体で見ればたいした金額ではありません。
個人旅行であれば「エポスカード 」、ツアーに参加する場合は「楽天カード」がおすすめ!
いずれも年会費無料!
詳細はこちらの記事で解説しています。
全て「利用付帯」になっているため、旅費の一部を対象のクレジットカードで支払う必要がある点は注意が必要です。
⑤ スーツケース購入
航空機は持ち込みできる手荷物の個数や重量が決まっているので、スーツケースにまとめて入れるのが基本。
適正なサイズは宿泊日数によって変わりますが、「1泊につき約10リットル」が目安です。
スーツケース自体の重さも含めるので、軽い方がたくさん入れられますね。
日本ブランドで海外旅行におすすめのスーツケースと、機内持ち込みできるスーツケースを以下の記事で紹介していますので、これから買いたいという方は参考にしてみてください。
⑥ WiFi又はeSIM手配
海外では、日本の携帯キャリアの国際ローミングでインターネットに接続することもできます。
ただ、通信料が高額になるので、通常は「レンタルWiFi」や「eSIM」などの通信手段を利用します。
SIMフリースマホでないと利用できない通信手段もあるので、自分のスマホで使えるものを選びましょう!
SIMフリースマホの場合
SIMフリースマホの方は、「eSIM」がおすすめ!
SIMカードの入れ替え不要で、QRコードをスキャンするだけで簡単に設定ができます。
ただ、対応機種が限られるので、利用したい方はこちらの記事で対応機種か確認してみてください。
タイ旅行におすすめのeSIMはこちらの記事で紹介していますので、eSIM対応機種の方はぜひ利用してみてください。
設定方法も各eSIMの記事で紹介しています。
SIMロックスマホの場合
SIMロックされているスマホやeSIM非対応の方は、「レンタルWiFi(ポケットWiFi)」がおすすめ!
普段使っているWiFiと同様に、パスワードを入力するだけで接続できるので初心者でも簡単!
タイ旅行におすすめのレンタルWiFiはこちらの記事で紹介しています。
3.タイ旅行の便利グッズ
① ラゲッジスケール(荷物はかり)
航空機に持ち込める手荷物の重量は各航空会社の規定によりますが、機内持ち込み手荷物は7~10kg、預け入れ手荷物は30~40kg程度と決められています。
重量を超過すると、超過料金の支払いや超過分を別のバッグに移し替える必要があるので注意しましょう。
「ラゲッジスケール」は携帯式のデジタルはかりで、手荷物の重量を測るのに便利!
空港に行く前の自宅やホテルで簡単に重量を確認することができます。
おすすめのラゲッジスケールはこちらの記事で紹介していますので、まだ持っていないという方は合わせて読んでみてください。
② 電源タップ(延長コード)
タイに限りませんが、ホテルは欲しい場所にコンセントが無かったり、差込口が足りないことがあります。
そんな時に役立つのが電源タップ(延長コード)。
タイはAC220Vなので、日本のみ対応の電源タップは使えません。
海外対応でおすすめの電源タップはこちらの記事で紹介していますので、心配な方は購入を検討してみてください。
③ USB充電器
スマホやレンタルWiFiなどを充電するのに、USB充電器は必須!
USB充電器は基本的にフリー電源(AC100~240V)なので、普段使っているものを持っていけば大丈夫です。
タイの電圧は日本と違いAC220Vです。
念のため持っていく電化製品の電圧確認はしておきましょう。
旅行用に新しいのが欲しいという方は、こちらの記事で100g以下でおすすめのUSB充電器を紹介しています。
④ モバイルバッテリー
観光地に行くとついつい写真や動画をたくさん撮ってしまいますよね。
充電が切れてスマホでマップが見れないと、慣れない地で迷子になってしまうことにもなりかねません。
海外旅行にモバイルバッテリーは必須!
モバイルバッテリーの容量は「mAh(ミリ・アンペア・アワー)」で表され、機種によって変わりますが、大体5,000mAhでスマホを1回フル充電ができます。
旅行用に新しいのが欲しいという方は、Anker製でおすすめのモバイルバッテリーをこちらの記事で紹介しています。
⑤ セキュリティポーチ
海外では日本に比べてスリや盗難に遭う可能性が高く、防犯意識を高めておく必要があります。
パスポートやクレジットカードなどが入った財布やバッグが盗まれたら最悪ですね。
万が一に備えて、貴重品は「セキュリティポーチ」に入れて持ち歩きましょう。
腰巻きタイプのセキュリティポーチ
薄さ1.3cm、140gと軽く、身体への負担が少ない製品。
カラーバリエーションも9色あり、自分好みのものを選ぶことができます。
歩き回る海外旅行では身体への負担が少ないものがBest!
現金や航空券などを入れておくと、必要な時にすぐ取り出せるのも良いところですね。
防犯と利便性両方の面でおすすめできます。
4.その他あると役立つもの
必需品ではありませんが、あると役立つものもいくつか紹介します。
① 帽子・日傘
タイは日差しも強いので、帽子や日傘もあると役立ちます。
日焼け止めクリームは、タイのコンビニなどでも購入できます。
② 除菌ウェットティッシュ
タイのコンビニなどでも購入できますが、結構良い値段がするので日本の100均で何個か買っておくことをおすすめします。
新型コロナ予防と、食事前の除菌などに使えます。
③ 常備薬
タイは日本ほど衛生的ではないため、食事でお腹を壊す可能性があります。
また、暑いので気候の変化で体調を崩すこともあり、胃腸薬・正露丸・風邪薬・頭痛薬は持っていくと万が一の時役立ちます。
④ ポケトーク
海外で一番の心配事は「会話」ではないでしょうか?
ソースネクストが発売している「ポケトーク」はAI通訳機と呼ばれ、翻訳の都度クラウド上から最新の情報を検索するため、翻訳精度が非常に高いのが魅力。
2022年12月に累計販売台数100万台を突破し、採用している企業も増えています。
海外に良く行くという方は持っておいて損はありません。
\ 会話が心配な方におすすめ!/
⑤ VPN
AmazonプライムビデオなどのVODサービスは、海外からのアクセスだと視聴制限がかかります。
【Amazonプライムビデオの場合】
【Netflixの場合】
それを解決できるのが「VPN」と呼ばれるサービス!
詳しいことはこちらの記事で解説しています。
海外からでも購入できるので、日本のサービスが利用できず不満があればぜひ試してみてください。
\ 日系で最大手!/
5.まとめ
タイ旅行の事前準備に必要なものと、便利グッズについて紹介しました。
海外では欲しいと思っても簡単に手に入らないものもあるので、必要だと思ったものは購入を検討してみてください。
タイで運転する予定の方は、「国外運転免許証(国際免許)」の取得も必要です。
こちらの記事で紹介しているので、国際免許の申請をしたい方はチェックしてみてください。
また、タイで「変圧器が必要か?」、「現地調達できる日用品は何か?」については、こちらの記事でまとめています。