シンガポール旅行におすすめのeSIM6選！メリット・デメリットも解説！

海外旅行では空港でWiFiをレンタルするのが定番でしたが、最近は「eSIM」という新しい通信方法が登場しています。

eSIMは、従来のWiFiレンタルや国際ローミングなどに比べて簡単・便利で料金も格安！

近年、通信事業を行う企業が続々とeSIMサービスをリリースしており、どれを利用しようか悩む方も多いのではないでしょうか？

この記事では、海外でeSIMを実際に利用した筆者が、シンガポール旅行におすすめのeSIMサービス6社を比較して紹介します。

「シンガポール旅行で使うeSIMに悩んでいる」「各eSIMサービスのメリット・デメリットを知りたい」という方は、参考にしてみてください。

１．結論

結論として、シンガポール旅行におすすめのeSIM６選はこちら！

以下で解説していきます。

２．eSIMの基本情報

eSIM（イーシム）は「Embedded（組み込み型） SIM」 の略語。

スマホに内蔵された一体型のSIMで、スマホに情報をインストールすることで、海外でもインターネットが使えるようになります。

現地プリペイドSIMより設定が簡単で、レンタルWiFiや国際ローミングより安く手間もかからないため、近年注目を浴びている通信方法です。

eSIMのメリット

eSIMは、従来の通信方法に比べて多くのメリットがあります。

eSIMはスマホ本体にインストールできるので、現地プリペイドSIMのようにSIMカードを入れ替える必要がありません。

また、海外旅行の定番「レンタルWiFi（ポケットWiFi）」より料金が安いので、旅行の費用を抑えたい方にもおすすめ！

他にも、Web上で全てが完結し、物理的な機器・部品の管理が不要なので、余計な手間がかからないのも魅力です。

eSIMのデメリット

メリットが多いeSIMですが、以下のようなデメリットもあります。

eSIMは、「SIMフリー」かつ「eSIM対応」のスマホでないと利用することができません。

また、QRコードで設定する場合は、QRコードを表示させる別のスマホやPCなどが必要です。

購入後すぐにQRコードが発行されるので、基本的に受け取った後の変更・キャンセルはできません。

eSIM対応機種の確認方法

eSIMは、「SIMフリー」かつ「eSIM対応」のスマホでしか使えません。

全てのスマホに対応しているわけではないので、まずは持っているスマホでeSIMが使えるか確認してみてください。

「SIMフリースマホか確認する方法」と「eSIM対応機種か確認する方法」は、こちらの記事で詳しく解説しています。

eSIMを選ぶポイント

① 日本企業か海外企業か？

eSIMは、日本企業と海外企業の両方で販売されています。

海外企業のeSIMも問題なく利用できますが、トラブルで問い合わせた際に日本語が通じにくいというデメリットもあります。

② プランの種類

eSIMには、次の３つのプランがあります。

eSIMサービスによって販売されているプランが違うので、自分に合ったプランを選びましょう。

③ eSIMの設定方法

eSIMには、次の３つの設定方法があります。

④ データ利用量が確認できるか？

1GBや2GBなどの小容量で購入した場合、現在までのデータ利用量を確認できないと、突然使えなくなってしまうリスクがあります。

小容量で購入する場合は、アプリなどでデータ利用量を確認できるeSIMサービスがおすすめです。

⑤ サポート体制

eSIMを購入する際は、カスタマーサポートの営業時間も確認しておきましょう。

海外企業であれば、24時間年中無休で対応しているところがほとんどです。

日本企業は24時間対応のところは少ないですが、trifa（トリファ）は24時間日本語対応のチャットサポートがあります。

⑥ キャンセルできるか？

eSIMは即時発行されるため、基本的に購入後のお客様都合によるキャンセルはできません。

ただし、Holafly（オラフライ）は、購入後のキャンセルができる珍しいeSIMサービスです。

３．シンガポールの通信会社

シンガポールの主な通信会社は以下の4社です。

Singtel（シングテル）が最大手で、約50%の市場シェアを占めています。

４．シンガポール旅行におすすめのeSIM６選

１位 Holafly（オラフライ）【無制限プランに特化！】

基本情報

Holafly（オラフライ）は、2018年にスペインで開始されたeSIMサービス。

200以上の国や地域に対応しており、「データ無制限」プランをメインで販売しているところが特徴。

料金プラン

Holaflyのシンガポール向けeSIMでは、利用日数を1～90日間で選ぶことができるので、ここでは一部のみ紹介します。

※2024年9月21日時点

その他のプランは、Holafly公式サイトをチェックしてみてください。

＼ 最新プランを今すぐチェック！ ／

おすすめポイント！

Holaflyは累計利用者数100万人以上の人気のeSIMサービスで、世界中の旅行者に愛用されています。

シンガポールのプランは利用日数を1～90日間まで選べるので、長期滞在の方にもおすすめ！

また、より安心してeSIMを購入できるように、eSIM購入後のキャンセルや返金にも対応しています。

ここが残念

現地でフリーWiFiも使えるから、必要最低限のデータ容量のeSIMで構わないという方もいると思います。

通常はデータ容量が少ない方が料金も安くなりますが、Holaflyにはデータ無制限プランしかありません。

また、テザリング（インターネット共有）もシンガポールのeSIMは最大500MB/日と制限されています。

Holaflyはこんな方におすすめ！

Holaflyの設定方法や実際の使用感、口コミ・評判などはこちらの記事で紹介しています。

＼ 「データ無制限」で海外でも快適通信！ ／

２位 World eSIM（ワールドeSIM）【使い勝手抜群の国産eSIM！】

基本情報

World eSIMは、グローバルWiFi事業などを提供する株式会社ビジョンが運営するeSIMサービス。

同じくビジョンが提供している海外WiFiレンタル『Global WiFi』は、累計利用者数1,900万人以上、7年連続利用者数No.1と大好評！

信頼できる企業が運営しているため、World eSIMの利用者も年々増えています。

料金プラン

※ 2024年9月21日時点

＼ 最新プランを今すぐチェック！ ／

おすすめポイント！

World eSIMにはiPhone版/Android版アプリがあり、「かんたんアプリ設定（ダイレクトインストール）」を使えばQRコードを別の端末に表示させて読み込む必要無し！

アプリで購入したeSIMを選択し、「インストール」ボタンを押すだけで簡単に設定を開始できます。

また、アプリでデータ利用量を確認することもできるので、使い勝手は抜群です。

ほとんどのトータルデータプランは「チャージオプション」も使えるので、万が一足りなくなりそうならチャージすることも可能！

ここが残念

サポート体制については、年中無休ですが24時間サポートではありません。

World eSIMはこんな方におすすめ！

World eSIMの設定方法や実際の使用感などはこちらの記事で紹介しています。

＼ 便利機能が豊富で使いやすい！ ／

３位 airalo（エラロ）【世界初のeSIMストア！】

基本情報

airalo（エラロ）は、シンガポールのAIRGSM社が運営しているeSIMサービス。

海外での高額なローミング料金の問題や、空港でSIM販売店を探して時間を浪費する苦労を解消するため設立されました。

「世界初のeSIMストア」で、対象国・地域数も200と多く、世界中どこでも利用できるところが魅力。

料金プラン

※2024年9月21日時点（1ドル＝143.83円）

＼ 最新プランを今すぐチェック！ ／

おすすめポイント！

「世界初のeSIMストア」で、累計利用者数は1,000万人越え！

アプリでダイレクトインストールやデータ残量の確認ができ、使い勝手抜群のeSIMサービスです。

元々の料金も十分安いですが、当ブログのクーポンコード入力でさらに購入代金が「10%OFF」！

ここが残念

無制限プランがないので、無制限でデータ残量を気にせず利用したい方には向きません。

また、海外の企業なので仕方ありませんが、問い合わせが日本語だと上手く通じないことがあるので、トラブルが起こった際は困ることがあるかもしれません。

一応、日本語を話せるエージェントもいるようなので、必要な場合はお願いしてみると良いかもしれません。

airaloはこんな方におすすめ！

airaloの設定方法や実際の使用感などはこちらの記事で紹介しています。

＼ 利用者が多く使いやすい！／

４位 旅ともモバイル【国際電話会社の安定通信！】

基本情報

「旅ともモバイル」は、格安国際電話サービスを提供するTELINK（テリンク）株式会社が運営するeSIMサービス。

国際電話サービスで培った、高品質かつ安定した高速データ通信が魅力！

2023年11月7日にリリースされたばかりですが、iPhone版/Android版アプリも公開されています。

24時間サポートはありませんが、設定方法などが公式サイトでわかりやすく紹介されているため、初心者でも安心して利用することができます。

料金プラン

旅ともモバイルには様々なプランがあるため、ここでは一部のみ紹介します。

※2024年9月21日時点

その他のプランは、旅ともモバイル公式サイトをチェックしてみてください。

＼ 最新プランを今すぐチェック！ ／

おすすめポイント！

トータルデータプランとデイリープランが豊富にあり、自分に合ったプランを選ぶことができます。

料金も格安で、旅行の費用を抑えたい方におすすめ！

通信事業で培ったノウハウがあり、高品質かつ安定した高速データ通信が可能となっています。

ここが残念

公式サイトの商品構成が見直され、「デイリープラン」と「トータルデータプラン」に分かれて表示されるようになったため、だいぶ見やすく・選びやすくなりました！

無制限プランがないので、無制限でデータ残量を気にせず利用したい方には向きません。

また、現状スマホアプリでデータ利用量・残量などの確認はできません。

旅ともモバイルはこんな方におすすめ！

旅ともモバイルの設定方法や実際の使用感などはこちらの記事で紹介しています。

＼ レンタルWiFiはもう不要！／

５位 Glocal eSIM（グローカルeSIM）【お宝プランが見つかる！】

基本情報

Glocal eSIMは、東南アジアを中心にWiFiレンタル事業などを行うグローカルネットが運営するeSIMサービス。

プランの数はそれほど多くありませんが、最大50%OFFなどのキャンペーンを常に行っており、海外旅行に行く際は安いプランがあるか見てみることをおすすめします。

料金プラン

※2024年9月21日時点

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おすすめポイント！

Glocal eSIMでは、現在『秋のキャンペーン』を実施しており、お得にeSIMを購入することができます。

シンガポールのプランも「10GB/20日 3,960円 ⇒ 2,280円」と安くなっています。

また、実際に利用してみましたが、QRコードを読み込んでからの初期設定の手順が少なく、あっさり設定できました。

ここが残念

Glocal eSIMではQRコードしか発行されないため、「アクティベーションコード」を入力しての手動設定はできません。

また、現状プランが一つしかないので、容量や日数が合わない場合は他のeSIMサービスを利用しましょう。

日本企業なので日本語で問い合わせできますが、24時間対応ではありません。

Glocal eSIMはこんな方におすすめ！

Glocal eSIMの設定方法や実際の使用感などはこちらの記事で紹介しています。

＼ 秋のキャンペーン実施中！／

６位 KKday【プランが豊富で業界最安級！】

基本情報

KKdayは2014年に台湾で設立され、アジアを中心に旅行関係のサービスを展開している企業。

2016年に日本支社として「KKday Japan」が設立され、国内や海外のオプショナルツアーの販売やWiFiレンタル・eSIM販売などを手掛けています。

他社に比べて、「プランの豊富さ」と「圧倒的な安さ」が魅力。

料金プラン

KKdayには様々なプランがあるため、データ容量と日数を細かく選ぶことができます。

一部のみ紹介しますので、その他のプランはKKday公式サイトをチェックしてみてください。

※ 2024年9月21日時点

＼ 最新プランを今すぐチェック！ ／

おすすめポイント！

料金は業界最安級！

プランが豊富なので、旅行の日程や自分の要望に合ったeSIMを選ぶことができます。

無制限プランもあり、残量を気にせず旅行を楽しみたい方におすすめです。

ここが残念

色々なプランがあるのは良いことですが、初心者の方はどれを使えばいいか悩むのではないでしょうか？

プラン毎に仕様もそれぞれ違い、テザリング不可のプランもあるので、購入する前に「SIMスペック」の項目は良く確認しておく必要があります。

また、データ容量を超過した後に低速で使い続けることができるのを「無制限」と表現しているプランもあるので、利用する場合はプランの説明文をしっかり読みましょう。

KKdayはこんな方におすすめ！

KKdayの設定方法や実際の使用感などはこちらの記事で紹介しています。

＼ プランが豊富で格安！／

５．eSIMサービス６社比較表

各eSIMを比較した表が以下となります。

６．eSIMに関するよくある質問

① 実店舗で購入できる？

eSIM販売会社に実店舗はないため、WEBまたはスマホアプリから購入する必要があります。

② 空港のフリーWiFiでも設定できる？

空港のフリーWiFiは、電波が弱かったり不安定な場合があるので、出来る限り止めた方が良いです。

自宅WiFiや日本のキャリアなど、安定した通信環境でインストールしましょう。

③ QRコードの読み取りに失敗したら？

QRコードの読み取りに失敗する理由は、以下の2つが考えられます。

④ eSIMで電話はかけられる？

基本的にeSIMは「データ通信専用」で電話番号は付かないため、電話はかけられません。

ただし、LINEの音声通話・ビデオ通話は、データ通信で通話する仕組みのため利用可能です。

⑤ eSIM購入から利用開始までの有効期限は？

購入から利用開始までの期限は、eSIM販売会社によって異なります。

購入時に期間を入力するところもあれば、有効期限が無くいつでもインストールできるところもあります。

⑥ eSIMの利用開始のタイミングは？

eSIMの利用開始のタイミングは、以下の2パターンがあります。

ほとんどは「渡航先で現地の電波を受信してから利用開始」になりますが、一部例外もあります。

インストールする前にどちらか確認しておきましょう。

⑦ LINEなどのアプリはそのまま使える？

日本で使っていたLINEやYoutubeなどのアプリもそのまま使うことができます。

ただし、AmazonプライムビデオやNetflixなどの動画配信サービスは、海外で利用制限がかかります。

【Amazonプライムビデオの場合】

【Netflixの場合】

それを解決できるのが「VPN」と呼ばれるサービス！

海外でも見たいという方は、こちらの記事で紹介していますので、合わせてチェックしてみてください。

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⑧ データ利用量の目安は？

「1GB」のデータ利用量の目安は以下となります。

ただ、筆者のところもそうですが、子供がいる方は待ち時間や車の中などで「Youtubeを見たい！」と言われることもあると思います。

1GBでは1～2時間で使い切ってしまうので、子供連れの方は大容量・無制限プランを選んだ方が安心できますね。

ホテルなどの「フリーWiFi」を利用する方にも『VPN』はおすすめで、フリーWiFi利用時のセキュリティを強化することができます。

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７．まとめ

シンガポール旅行におすすめのeSIMサービス６選と、おすすめランキングを紹介しました。

eSIMを使って海外旅行を快適に過ごしましょう♪

海外は何があるかわからないので、「海外旅行保険」への加入は必須！

なるべく費用をかけたくないという方は、「海外旅行保険付きクレジットカード」があることをご存じでしょうか？

入会金・年会費とも無料なので、手に入れておいて損はありません♪

詳細はこちらの記事で解説しています。