『旅ともモバイル』でもeSIMを販売しているみたいだけど、問題なく使えるかな?
『旅ともモバイル』は、格安国際電話サービスを提供するTELINK(テリンク)株式会社が運営するeSIM販売サービス。
国際電話サービスで培ったノウハウがあり、通信品質も全く問題ありません。
この記事では、『旅ともモバイル』のeSIMを実際に利用した筆者が、メリット6選と購入・設定方法をわかりやすく解説します。
「メリット・デメリットが知りたい」、「設定方法を知りたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.結論
結論として、『旅ともモバイル』のeSIMのメリットは以下の6点です。
\ レンタルWiFiはもう不要!/
以下で解説していきます。
2.『旅ともモバイル』の基本情報・料金プラン
基本情報
運営会社 | TELINK㈱ |
対象国・地域 | 150ヶ国以上 |
周遊プラン | 有り |
初期費用 | 無料 |
テザリング | 〇 |
変更・キャンセル | × |
サポート | メール (日本語) |
24時間サポート | × |
アプリ | 〇 |
公式サイト | 【旅ともモバイル】 |
「旅ともモバイル」は、格安国際電話サービスを提供するTELINK(テリンク)株式会社が運営するeSIMサービス。
国際電話サービスで培った、高品質かつ安定した高速データ通信が魅力!
2023年11月7日にリリースされたばかりですが、iPhone版/Android版アプリも公開されています。
24時間サポートはありませんが、設定方法などが公式サイトでわかりやすく紹介されているため、初心者でも安心して利用することができます。
料金プランの例
旅ともモバイルには「デイリープラン」と「トータルデータプラン」があり、旅行の日程や使い方に合わせて購入することができます。
ここでは、主要国の料金プランの一部を紹介します。
【日本】
データ容量/日数 | 価格 |
1GB/日 3日間 | 1,000円 |
1GB/日 5日間 | 1,400円 |
1GB/日 10日間 | 2,200円 |
1GB/日 20日間 | 4,000円 |
1GB/日 30日間 | 5,900円 |
3GB/日 5日間 | 4,100円 |
3GB/日 10日間 | 7,600円 |
3GB/30日 | 1,600円 |
5GB/30日 | 2,300円 |
10GB/30日 | 3,400円 |
20GB/30日 | 6,500円 |
30GB/30日 | 7,900円 |
【韓国】
データ容量/日数 | 価格 |
無制限/3日間 | 1,680円 |
無制限/5日間 | 2,600円 |
無制限/10日間 | 3,600円 |
無制限/20日間 | 5,600円 |
無制限/30日間 | 6,500円 |
3GB/30日 | 1,700円 |
8GB/30日 | 2,900円 |
10GB/30日 | 3,300円 |
20GB/30日 | 5,900円 |
1GB/日 5日間 | 2,100円 |
1GB/日 10日間 | 3,500円 |
2GB/日 5日間 | 3,200円 |
2GB/日 10日間 | 5,500円 |
【台湾】
データ容量/日数 | 価格 |
1GB/日 3日間 | 600円 |
1GB/日 5日間 | 900円 |
1GB/日 7日間 | 1,200円 |
1GB/日 10日間 | 1,700円 |
2GB/日 3日間 | 900円 |
2GB/日 5日間 | 1,400円 |
2GB/日 7日間 | 1,800円 |
2GB/日 10日間 | 2,500円 |
【中国/香港/マカオ】
データ容量/日数 | 価格 |
1GB/日 3日間 | 1,900円 |
1GB/日 5日間 | 2,800円 |
1GB/日 10日間 | 4,800円 |
1GB/日 20日間 | 8,300円 |
1GB/日 30日間 | 11,300円 |
3GB/30日 | 2,200円 |
5GB/30日 | 3,000円 |
10GB/30日 | 5,500円 |
20GB/30日 | 10,700円 |
【タイ】
データ容量/日数 | 価格 |
3GB/7日 | 1,400円 |
15GB/8日 | 1,700円 |
50GB/10日 | 1,900円 |
1GB/日 5日間 | 1,200円 |
1GB/日 10日間 | 1,900円 |
1GB/日 30日間 | 5,400円 |
2GB/日 5日間 | 1,700円 |
2GB/日 10日間 | 2,800円 |
2GB/日 30日間 | 7,600円 |
【アメリカ・ハワイ】
データ容量/日数 | 価格 |
1GB/日 5日間 | 3,000円 |
1GB/日 10日間 | 5,200円 |
1GB/日 20日間 | 9,100円 |
1GB/日 30日間 | 12,500円 |
2GB/日 5日間 | 4,500円 |
2GB/日 10日間 | 7,800円 |
2GB/日 20日間 | 14,000円 |
2GB/日 30日間 | 20,700円 |
5GB/15日 | 3,600円 |
10GB/30日 | 6,700円 |
20GB/30日 | 11,500円 |
30GB/30日 | 15,100円 |
【ヨーロッパ周遊 33ヶ国】
【対象国・地域】
オーストリア、ベルギー、ブルガリア、スイス、キプロス、チェコ、ドイツ、デンマーク、エストニア、スペイン、フィンランド、フランス、イギリス、ギリシャ、クロアチア、ハンガリー、アイルランド、アイスランド、イタリア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、ラトビア、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スウェーデン、スロべニア、スロバキア、トルコ
データ容量/日数 | 価格 |
1GB/30日 | 1,100円 |
3GB/30日 | 1,900円 |
5GB/30日 | 2,700円 |
10GB/30日 | 4,100円 |
15GB/30日 | 6,000円 |
20GB/30日 | 7,200円 |
※ 2024年6月28日時点
その他の国・プランについては、旅ともモバイル公式サイトをチェックしてみてください。
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サポート体制
『旅ともモバイル』の通常サポートの営業時間は以下の通り。
【通常サポート】
メール
平日 10:00~17:00(土日祝日は対象外)
3.『旅ともモバイル』のeSIMのメリット・デメリット
メリット
旅ともモバイルのメリットは以下の6点です。
① 日本企業が運営
旅ともモバイルは、日本企業のTELINK(テリンク)株式会社が運営するeSIMサービス。
airalo(エラロ)などの海外eSIMサービスも使いやすいですが、やはり何かあった時に日本語で問い合わせできるのは大きな強みですね。
公式サイトでは、iPhoneとAndroidでの設定方法も動画や画像で紹介されており、設定で困ることはほんんどないと思います。
② 申し込み当日から使える
旅ともモバイルのeSIMは、申し込み後から有効期限が切れるまで、いつでもインストールすることができます。
有効期間はプラン詳細ページに記載されているので、欲しいプランがあれば確認してみてください。
渡航日程が延期になったとしても、有効期限内なら買い直さなくても利用できます。
③ プランが豊富
プランが数個しかないeSIMサービスもありますが、旅ともモバイルはプランの数が多く、自分に合ったものを見つけることができると思います。
価格は、「タイ・台湾」は他のeSIMと比べても比較的安く、利用をおすすめできます。
④ 通信回線が大手キャリア
運営元のTELINK(テリンク)株式会社は、格安国際電話サービスを提供している企業。
通信事業で培ったノウハウがあり、高品質かつ安定した高速データ通信が可能となっています。
旅ともモバイルでは現地キャリアも公表されていますが、いずれも現地の大手キャリアなので安心ですね。
国・地域 | ネットワーク |
日本 | Softbank、docomo |
韓国 | SKテレコム KT(Korea Telecom) |
中国 | China Unicom China Telecom |
香港・マカオ | 3 Hong Kong |
タイ | Truemove Dtac |
アメリカ・ハワイ | AT&T T-Mobile |
⑤ テザリングが可能
旅ともモバイルでは、テザリングを利用することができます。
筆者も実際に試してみましたが、問題なく利用できました。
ただ、旅ともモバイル公式サイトでは、短時間に大容量のデータ通信を行うことは控えるよう記載されています。
基本的に可能ですが、予期せず制限がかけられ使用できなくなる可能性があるので弊社としては積極的な推奨はしておりません。
制限に関しては現地キャリアの判断によるものなので、使用できなくなった際の対応はできないことをご了承ください。
とはいえあまりにも過剰な利用(短時間に大容量のデータ通信をするなど)がなければ通常は問題なく使用ができるものと思います。
旅ともモバイル-よくある質問(テザリングはできますか?)
⑥ スマホアプリがある
国産eSIMとしては珍しく、スマホアプリが公開されています。
国産で他にアプリがあるのは「World eSIM」と「trifa」くらいですね。
スマホアプリがあると、購入や問い合わせの際に一々Webを開かなくていいので使いやすくなります。
アプリでデータ利用量を確認できればより使いやすくなると思いますが、その点は今後に期待しましょう!
旅ともモバイル
TELINK inc.無料posted withアプリーチ
デメリット
旅ともモバイルのデメリットは以下の6点です。
① 公式サイトのプランが少し見にくい
商品構成が見直されて、「デイリープラン」と「トータルデータプラン」に分かれて表示されるようになったため、だいぶ見やすく・選びやすくなりました!
併せて値下げもされたので、利用したい国があればチェックしてみましょう!
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② 価格が高い国もある
筆者が確認した中では、「韓国・香港・アメリカ(ハワイ)」は他のeSIMと比べても少し高いので、あまりおすすめできません。
③ 無制限プランがある国が少ない
筆者が確認した中では、無制限プランがある国は「韓国」のみでした。
無制限で残量を気にせず使いたいという方も多いと思いますが、韓国以外は利用できません。
④ データ通信専用プランのみ
旅ともモバイルのeSIMは「データ通信専用」で、電話番号は付きません。
「airalo(エラロ)」には、タイの電話番号付きプランがあります。
⑤ データ利用量・残量を確認できない
旅ともモバイルでは、データ利用量・残量を確認することができません。
iPhoneであれば、「設定」⇒「モバイル通信」⇒「現在までの合計」で利用量の目安を確認することができます。
【iPhoneの場合】
「設定」⇒「モバイル通信」⇒「現在までの合計」
【Androidの場合】
「設定」⇒「SIMカードおよびモバイルデータ」⇒「データ残量」
※ 機種によっては確認方法が異なります。
残量を確認しながら使いたいという方には、「airalo(エラロ)」か「TRAVeSIM(トラベシム) 」がおすすめ!
⑥ 24時間サポートが無い
日本語で問い合わせ可能ですが、メールサポートしかなく、24時間対応ではありません。
現地で緊急性の高いトラブルが発生した時は困るかもしれませんね。
4.旅ともモバイルでのeSIM購入方法
旅ともモバイルでeSIMを購入するには会員登録が必要です。
簡単にできるので、パパっと済ませてしまいましょう♪
会員登録
① 旅ともモバイル公式サイトを開く
公式サイトはこちら ⇒ 【旅ともモバイル】
右上の人型アイコンをクリック。
② アカウント作成
「アカウントを作成する」をクリック。
名前、メールアドレス、パスワードを入力。
全て入力できたら、「作成する」をクリック。
③ メール確認
登録が完了するとメールが届くので、「ディスカウントを適用」からサイトにログインしましょう。
これで初回購入が5%OFFになります。
eSIM購入方法
対応機種かの確認方法はこちらの記事で紹介していますので、不安がある方は確認してみてください。
旅ともモバイルでは日本のeSIMも販売されているので、不安な方は日本のeSIMで使えるか試してみるのもおすすめです。
① 旅ともモバイル公式サイトを開き、渡航国を選択
筆者は「タイ」を選択。
② 購入するプランを選択
選択した国のプランが表示されるので、使いたいプランを選択。
サインアップの通知が出たら、登録したメールアドレスを入力しましょう。
プランの詳細情報が表示されるので、問題無いかしっかり確認しておきましょう。
- 使用開始日の基準
- データ容量・日数
- 超過後制限速度
- 発行後有効期限
- 現地キャリア
eSIMの利用開始のタイミングは主に以下の2パターンあります。
購入しようと思っているのがどちらか、よく確認しておきましょう。
- QRコードを読み込んでインストールした時点から利用開始
- 渡航先で電波を受信してから利用開始
問題なければ「カートに追加」をクリックし、横にある「カートを見る」をクリック。
③ 購入手続き
カート内の商品が表示されるので、問題なければ「ご購入手続きへ」をクリック。
5%OFFクーポンが適用されているかも確認しておきましょう。
続いて、支払い情報と請求先住所を入力。
【支払い方法】
- クレジットカード
- Shop Pay
- PayPal
- Amazon Pay
- G Pay
VISA、JCB、Mastercard、American Express、Diners Club、Discover
入力が完了したら、「プライバシーポリシーに同意して今すぐ支払う」をクリック。
④ 注文完了
これで注文は完了です。
筆者の時は、注文してから約3分後にQRコードが届きました。
5.旅ともモバイルのeSIMの設定方法
筆者が実際にiPhoneで設定した画像を用いて解説します。
iPhoneでの設定方法
① 設定アプリを開く
iPhoneの設定アプリをタップ。
② eSIMを追加する
「モバイル通信」⇒「eSIMを追加」をタップ。
③ QRコードをスキャン
「QRコードを使用」⇒ 「”写真”を開く」を選択。
画像フォルダからQRコードの画像を選択。
今回はQRコードをスクリーンショットして設定できるか試してみました。
★手動で設定したい場合は、下の方にある「詳細情報を手動で入力」をタップ。
旅ともモバイルから送られてきたメールにある「SM-DPアドレス」と「アクティベーションコード」を入力すると設定できます。
④ eSIMをアクティベート
eSIMをアクティベート ⇒「続ける」をタップ。
eSIMアクティベート中 ⇒ 「続ける」をタップ。
アクティベートが完了するまで約5分かかりました。
⑤ 回線の名称変更
「副回線」となっているのが旅ともモバイルの回線。
わかりやすいように回線名を変更してみます。
「副回線」をタップし、「モバイル通信プランの名称」をタップ。
下の方にあるカスタム名称に「Tabimoba」と入力。
戻ると回線名が変更されます。
⑥ 設定完了
日本での設定はこれで完了です。
⑦ 出国前に主回線を切断
飛行機に乗ったら、主回線のモバイルデータ通信はOFFにしておきましょう。
ONのままにしておくと国際ローミングの費用が発生してしまう場合があります。
⑧ 現地に着いたら、データローミングをONにして通信開始
現地に着いたら、旅ともモバイルのeSIMのモバイル通信設定画面を開き、「データローミング」をONにする。
これでネットが使えるようになります。
6.まとめ
旅ともモバイルのeSIMを実際に利用した筆者が、旅ともモバイルのeSIMのメリット6選と、実際の購入・設定方法を画像付きで解説しました。
運営元が通信事業を行っている企業のため、通信品質は高く、問題なく利用することができます。
旅ともモバイルのeSIMを利用して、快適な海外旅行にしましょう♪
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